ゼロパディング とは
何か数値を表示したいときに、単純に数値を表示するのではなく、表示する桁数(バイト数)を揃えたい場合があります。そのような時に、桁数の空き部分をゼロで埋めるような処理をゼロ埋め(ゼロパディング)と呼びます。
このゼロパディングは、Format関数を使用することで簡単に行うことができます。
ゼロパディングのサンプル
以下は、1 桁 〜 3 桁の数値を 5 桁で表すように足りない部分をゼロ埋めするサンプルになります。
Public Sub ZeroPadding()
Static num1 As Long: num1 = 9
Static num2 As Long: num2 = 99
Static num3 As Long: num3 = 999
Debug.Print Format(num1, "00000")
Debug.Print Format(num2, "00000")
Debug.Print Format(num3, "00000")
End Sub● 出力結果
00009
00099
00999
上記では、それぞれ異なる桁の数値が 5 桁の数値として出力が出来ています。
ゼロパディングは、 Format( 数値, “揃えたい桁数分の ‘0’ ” ) とすることで実行できます。
まとめ
Format を使用してゼロパディングを行うことができました。
指定桁数で表現する必要があるデータや帳票の出力に使える便利な関数です。


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